アザミミチナミダミチ

窃視 1

「幼女ぶち犯したい」

俺はそう呟きながらパソコンを起動する。新しいオカズ探しだ。ま、子供の猥褻写真が単純所持だけで違法になったこのご時世じゃあ、新しいオカズは見つかりそうもないが、探さなければそもそも見つからない。

「新しい画像のひとつでも見つかればなぁ」

独り言を言いながら画面をスクロールしていると、初めて見る画像を見つけた。息を止めて画像を拡大してみる。

「初めて見る顔だな」

俺の知らないキッズアイドルを見つけた。俺はロリコン、いや、ペドフィリアか。それだけにキッズアイドルには詳しい。大昔の子から最新の子まで知っている。俺の知らないキッズアイドルがいるなんて?

「しかもマイクロビキニだと?」

最近は児童の性的搾取を避けるためにこんな過激な衣装なんて着せないはずだが。

これは一体どういうことだ? 普段は飛ばしてしまうサイト内の文章を読んでみると、どうやらこれは本物の女児ではなく中国製のラブドールらしい。

ラブドールという物の存在は知っていたし、幼女型のものも売っているらしいと言うことも知っていた。昔ラブドールという物の存在を知ったときに俺好みの幼女型があるかどうかも調べたんだ。当時幼女型もあるにはあった。が、それは個人作家が手作りでつくっている物だった。個人でやっているだけにとても高価で、供給が追いつかないために何年も待つらしい。ネットの掲示板で「前払いで100万円払って四年音沙汰無し」なんて書き込みを見てからすっかり諦めていた。

この幼女型ラブドールはいくらするんだろう? こんなによくできててこの値段!? この値段なら手が届く。コレは買いだな。

俺は早速販売サイトへ飛び、一番好みの子を注文した。



注文から約三週間、ついにラブドールが届いた。到着を待っている間に下着や子供服も買って置いたから準備万端。俺のための専用肉便器ちゃんの姿を早く見たくて焦るようにダンボールを開ける。

「早く幼女犯しまくりてぇな」

浮き足立つ気分を押さえながら慎重にクッションを外す。そこには白いレオタードを着た首のない体、両足の間に仮面をかぶったスキンヘッドの生首が挟まっていた。人形とは言えリアルにつくられているだけに一瞬ぎょっとする。俺は気を取り直して顔を持ち上げ、保護用の仮面を取って顔を見る。

「うん、かわいいじゃん」

体の方は手相や指紋までつくられていて何というか芸術的だ。オプションで足の裏に自立用の金属のスタンドをつけるかどうか迷った末に結局つけなかったんだが、つけなくて本当によかった。赤みが差した足の裏がとても愛らしい。

それから標準衣装の白いレオタードを脱がせていく。シリコンが裂けないよう、慎重に慎重に。その時、彼女の未発達な陰部が目に入り、思わず目を背ける。陰部まで細かく造形してあることは事前情報で知っていたが、実際にそこを見ると見てはいけない物のように思えて、なるべくそこを見ないようにしながら着替えをさせた。

幼女のパンツは白一択だ!

……それにしても、何で俺は目なんかそらしたんだろう。人形が見られて恥ずかしがるわけでもないのにな。

着替えが終わり、頭部をつけてカツラをかぶせる。こんなかわいい子にあんなことやこんなことができるなんてな。眺めているだけで俺の期待と股間は膨らんでいた。

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